何も知らずに、たまたまこの2本の作品を観た人がいたとしたら。
果たして“斎藤工”だと気づくだろうか…(過去にもエンドロールを見て初めて工さんが出演していることを知って「え!出てたんだ」と驚いたお客様がいらしたのです)。
またもや“みたことのない斎藤工”さんに出会えて、とても幸せです。
上映中の2本なので、簡単に。
🎞ソローキンの見た桜
タイトルに秘められた本当の意味を知って、泣きました。
そして、先日放送されたドキュメンタリーとこの映画との繋がりを思って、より桜への思いが深くなりました。
スピーカーの真下に座ってしまい、頭痛がorz
この作品、こちらでは1日1度の上映。小さなシアターに半数ほどの入り。
🎞麻雀放浪記2020
こう言ってしまうと身もふたもないですが、まさになんでもあり。
「麻雀放浪記」の遺伝子もしっかり受け継ぎつつ、なのに目の前で繰り広げられているこの光景は…SFなのかファンタジーなのか、はたまた時代劇???コメディ???
どこかで見たような映画のパロディも散りばめられているし、かと思えば痛烈な社会風刺ともとれる描写もたくさん。
危機感も突きつけられているのだけど、見終わった後の爽快感もなんとも言えず。
1日6回上映されています。が、なんと申しましょうか、こちらでは出足が鈍い。
舞台挨拶のあった劇場のみに人が流れたとも思えず混み具合を調べたのですが、回によっては予約されている座席がひとつ、ふたつ。日付が変わってもそれほど動きがありません。
私の観た回は、なんと観客が4〜5人。
シネコンの300席弱という規模なのに、これでは悲しすぎます。
なんとかもう少し広がりますように。